ETCの料金は通行直後に表示される運転手側の電光掲示板か対応しているカーナビにしか表示されませんが、インターネットでも会員登録を済ませば確認することができます。
今回も前回に引き続き、ETCに関することについて書いていこうと思います!
前回の記事はこちら
ETCの通行料を確認する方法
ETCを利用した後、通行料金はどの様にして確認していますか?
よくある方法といえば
- ゲート通過後にチェックし書き留める
- 事前に把握しておいて計算を済ませておく
- ETCカードの利用明細が届いた時に確認する
- そもそも確認なんかしない
などが考えられますがみなさんはどうやっていますか?

頼りにしていた助手席の方が寝ていた時は目が点になるよね…
複数人で利用した場合、運転手以外の方がメモを控えたり、運転手が大まかの金額を覚えておいたりしていませんか?
これらは短距離や短時間での移動時には簡単で済むかもしれませんが、長距離やいくつものICやJCTを経由したり、都市高などを乗り継ぐ場合にはなかなか至難の技だと思います。
また、乗り口のみETCゲートがあり、出口にはない有料道路も存在し、不慣れな土地を走行する場合は料金の書き記しは大変だと思います。

ただでさえカーナビの案内通りに進むのでさえ困難なのに料金まで覚えていられないよ!
あるいは、事前に通行ルートを確認し通行料金も合わせて概算で算出される方もあるかと思います。
予定通りに進めば問題ありませんが、移動中に思わない所へ立ち寄ったり、違うルートを走行することとなると計算が狂ってしまいますね。
グループで移動し割り勘のため通行料金がいくらだったかを常に頭に置きながら移動するのも、移動した先々で重荷になりかねません。
これらの問題はETC利用紹介サービスに登録することで解消されますよ!
ETC利用紹介サービス
ETCカードを「ETC利用紹介サービス」に登録すると、証明証PDFや明細PDF、明細CSVなどで出力することができます。


登録していない方は是非登録しましょう!
年会費などは一切発生しませんよ。

登録には
- ETCカード(実際に車載器に挿入し支払うカード)
- メールアドレス
- 車載器管理番号、ナンバープレートの4桁の番号、ご利用年月日
が必要になります。
3.の車載器管理番号は、多くの方は車検証と一緒に閉じられているETC車載器取扱説明書に記されています。
または本体に管理番号が記されていますので、これを控えた上で登録作業を行ってくださいね。
仕事でETCを利用し利用料金を報告する場合にもとても有効ですし、家計簿をつけておられる方にも役に立つサイトなのではないでしょうか。
利用明細の遡れる期間は?
過去の利用明細を検索する場合、最大15ヶ月前まで遡ることができます。
家計簿を月に1度取られる方も、入力ミスで記入し忘れていても検索することによって確認することができます。

今年1年間で合計していくら使ったか気になる時も、これを使えば簡単に計算することができるね!

利用年月日を設定するだけです。
また、ETC手渡しの場合も出力してくれるのでバイクに乗っているけど、車載器をつけていない方も明細書を確認することができます。
手渡しの場合は、ETC割引などの特約は受けられませんが、この利用紹介サービスは活用できます!
ETCカード登録枚数は?
ひとつのIDに10枚まで登録することができます。
しかし注意すべきことがあります。
登録するETCカードは1度以上ETC車載器に挿入し通行することが必要です。
つまり、ETCカードを発行し1度も使わず、すぐに登録作業は行えないということです。
また、登録後4時間程度は時間をおかなければならないです。
詳しくはこちらのQ&Aをご覧ください。

あらかじめ余裕をもって登録作業は済ませておきたいですね。
表示形式
表示形式は先ほども述べた通り、証明証PDFや明細PDF、明細CSVなどで出力することができます。
PDFであればそのまま出力し印刷すればそのまま提出書類に添付できますね。
CSVで出力されれば表計算ソフトへそのままコピーできるので活用方法はいくらでもありますね!
家族や仕事で使用するETCカードを合わせると複数枚はありますし、支出の管理をする上ではとても重要な出力方法だと思います。
おわりに
いかがでしたか?
普段の買い物等ではレシートで支出管理が行えますが、ETCではなかなか書面で残すことができませんよね。
しかし今回紹介したETC利用紹介サービスを活用すればあらゆる場面で利用履歴を残せますので是非登録してもらいたいサービスです!

不慣れな土地や初めていく所へ車での遠出の計画がある場合、次のリンクでは出発前にちょっとチェックするだけで不安やトラブルに巻き込まれるリスクがグッと減ると思うので合わせてチェックしてみてください!
Bishnu SarangiによるPixabayからの画像
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