この記事では、あくまでもシミュレーションではあるが、年間満額40万円を20年間積み立て続けたらどうなるのかを、3%、5%、7%、15%とそれぞれを実際にくらべてみます。
これで開始してから20年後にどれくらいになるのかを想像してから、人によっては「少ないな〜」とか「割と多いな〜」と感じてもらえたらと思います。
少ないと感じれば、他の一般口座で投資を行えばいいかなと思います。
ではいってみましょう!
そもそもつみたてNISAって?
前回こんな記事を書きました。
2019年秋頃につみたてNISAをはじめました。
金融庁が勧める投資のひとつですね。
もうご存知の方も多いのではないのでしょうか。
できるだけ早く始められればそれだけ未来が早く見通せると感じています。
ぜひ思い立った時に口座開設から始めましょう!
それぞれの条件やツール
実際に見ていく前に条件やツールについてまとめたいと思います。
条件
ここでは複雑にせずシンプルに考えていきたいと思いますので、次のようにしました。
- 毎月の積立額は30,000円
- 期間は20年
というシンプルな条件のみです。
毎月30,000を20年間(240ヶ月)積み立てると7,200,00万円になります。
これに対してリターン(%)が変わるとどれだけ差が出るのかを実際に見ていきます。
20歳から始めれば40歳の頃。
30歳で始めれば50歳の頃。
40歳なら60歳の頃。
当たり前の足し算ですが、こう示されると現実味がグッとでてきますね。

20年先なんて想像したくもない自分もいるけど、考えてみようかな!
ツール
これから比較していきますが、そのツールはどんなものか紹介します。

実際の画面はこちら

だれでも簡単に使うことができるので、記事を読み終わったら、自分で金額やつ設定期間など色々設定して妄想してみと面白いです。
では次から早速比較してみましょう!
3%の場合

画像右下の棒グラフでわかるように、運用利益は2,649,060円です。
積み立てた元本720万円に対し約260万円の利益があります。
どうでしょうか。意外と少なく感じましたか?
それとも多く感じましたか?
運用実績3%はかなり現実味のある範囲で少なく見積もった方です。
これだけは少なくとも保証できるかなという範囲ですので、リスクは低いのではないでしょうか。
5%の場合

運用実績は5,131,010円。
元本720万円に対して70%の利益を生んでいます。
最終積立額が1千万円をこえてきました。
30歳から始めて50歳にこれほどの金融資産を築くことができるのが現代のネット証券時代です。

もっと早く知っておけば!と思ったのもこのシミュレーションがきっかけです
7%の場合

運用実績は8,427,800円。
元本720万円に対し116%の利益を生み、積立て額の倍以上になりました。
これに他の貯金や金融資産500万あると、老後2000万円問題という一つのラインは超えられるのではないでしょうか。

将来の不安が少しは解消されるかなぁ
また、20年満期で20年経たないと引き出せないことはありません。
そろそろある程度まとまった教育資金が必要だなと思ったときに必要な額を現金化することができます。
例えば、子供が18歳になること、大学入学資金や留学資金として現金にしたいなと思った頃はどうなっているかというと

1200万円ごろと予想できます。
ここから400万円ほど現金化して残り800万円から積立てを開始して、7%で運用する。
というシナリオを想定することもできます。
毎月3万円を20年積み立てて720万円になるというラインを2年残して既に達成していますので、切り崩した際の落胆も少なく感じませんか?
15%の場合
15%は現実に不可能な、一般的には絵空事ではありますが、ここでは一応シミュレーションといことで示すだけ示したいと思います(笑)

こうやって、やってみた自分自身もびっくりします(笑)複利の力もここまでくると絶大な力を実感します。
元本720万円に対して500%の運用利益になり、右下の棒グラフもよくわからない結果となっています(笑
ここからわかることは、とっても好条件で現実的に達成不可能な利率をもってうまい話を持ちかける詐欺師や保険会社からの勧誘が、いかに現実達成不可能かわかるかと思います。
実際は3%〜うまくいって7%程度と思っていることが現実的な範疇だということを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
まとめると
投資や貯金をするにあたっては出口戦略、すなわち何のために、どう使うために始めたのかが重要です。
しかし、それらがどれだけ貯まるかがわかていないと、毎月の積立額が見えてこないかと思いましたので、今回はこれらのことについてまとめてみました。
また、「月3万円は高い」という声もあるでしょうが、固定費と毎月の無駄な支出を見直す。それらを貯金額に上乗せし、その貯金をNISAなどで積立て投資し運用する。
これについては
最初は難しいことやわからないこと、不安なことばかりかと思いますが、最初のステップさえクリアすればあとは意外と簡単に過ぎていくものです。
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