簿記の試験に合格するためには様々な勉強方法がありますが、独学で挑むには何をもとに勉強していけばいいか最初はわかりませんよね。
今回はこれらについて書いていこうと思います。
以前の記事では「試験★資格 クレアール 」を受講するメリットや内容等を書きました。
実際に受講してとても満足していますし、これから必要になれば受講していこうと思っています。
参考書
簿記を独学で勉強するというと、市販の参考書や問題集などを自分で読んで問題を解いていくことになります。
紹介する書籍は次の3つです。
- TAC
- パブロフ流 簿記
- ネットスクール
では、それぞれみていきましょう。
TAC
独学で挑もうと書店にいけばどこでも大きく売られているであろう書籍といえば
TAC(タック)出版編集部ですね。
そもそもTACは有料講座も開講されています。
実績も受講者数もかなりの人数で安心して受講できます。
書店に売られている書籍も受講した際に手に取るものと同じです。
そのため、「まずは独学でやってみて、行き詰まったら受講してみようかな」と思える方は
まずこの書籍から始めてみてはいかがでしょうか。
内容もかなりわかりやすく、イラストや色使いも豊富で飽きずに続けられそうです。
サンプルが公開されているので見てみましょう。
私が受講したクレアール と比べると華やかですね(笑)
クレアール は質実剛健!イラストやカラー等は潔く省かれていたな(笑)
試験直前になると予想問題や対策等も出版されていますので直前までやり込むことができます。
これらは各級ごとに単元別で出版されていますが、過去問や本試験対策のみの書籍もあります。
種類が豊富にありますので自分の状況に合わせたものを購入できます。
さらに動画での講義や解説もありますので、理解も進みますよ。
パブロフ流でみんな合格
パブロフ流/パブロフ簿記 はサイト、スマートフォンアプリ、書籍と多方面で活用できます。
後述しますが、https://pboki.comをみるだけで参考書レベルで勉強することもできます。
細かい部分までの解説はないものの、「ここどうやって覚えたらいいんだろう」ていう点を
必ず抑えながら記事を書いているので、独学者以外もかなり使えるサイトかなと。
改訂版が出版されれば上記のように解説記事もでるので買った後も安心して勉強できます。
書籍ではなくキンドルでも出版されています。
キンドルで持ち運ぶことができれば、複数冊を一度に持ち運べるので家の外で勉強する時は荷物も減って、身軽に移動できるので便利です。
また、キンドルは検索機能や辞書機能も搭載されているので、わからないことや検索したい単語が出てきた時は、わざわざ検索する手間が省けますよ。
値段は書籍版より若干安く設定されているので費用を少し抑えたい方にはお勧めです。
パブロフ流は書籍以外にサイトやアプリでフォローがあるので独学でやっていく上でかなり心強いです。
ネットスクール
web講座を開講していますが、書籍のみ購入することもできます。
簿記以外にも
- 会社決算書アナリスト
- 全経相続法能力検定
- 貿易実務
- 乙種4類 危険物取扱者
- 法律シリーズ(民法や不動産、借地借家法など)
この他にも資格試験のための書籍や講座が開設されていますので、簿記以外にも活用できます。
このネットスクールのいいところは各級や資格の書籍をまとめ買いすることで、購入価格が安くなることです。
会員になると購入代金が10%OFFされます。
実際に日商簿記3級の書籍一覧を見てみましょう。
テキストや問題集の他にも過去問や予想問題集、仕訳対策も準備されているので、勉強に必要なものは全て揃えられていますので安心して取り組むことができますね。
簿記に関するサイトやブログ
次に紹介するのは無料で閲覧できる簿記に関するサイトやブログなどです。
- 商工会議所の検定試験
- パブロフ流 簿記
- 簿記検定ナビ
以上、3つになります。
順番に見ていきましょう。
商工会議所の検定試験
商工会議所の検定試験というサイトがありますが、ここには簿記に関する情報がたくさん掲載されています。
情報元は商工会議所の方々という表現が正しいのかはわかりませんが、簿記検定の運営や試験側に近い方がサイト作成しています。
そのため、試験範囲の改訂や趣旨などを簡単に説明してくれていますので、年度をまたいで受験する方はこのサイトをチェックすると確認ができるかなと思います。
試験範囲に限らず、各県の商工会議所で取り組まれている内容や、受験合格者の声なども掲載されているので、独学者にとっては励みになることも多く掲載されています。
簿記を受験することによって、今まで知らなかったその他知らない資格にも触れられる機会になるかなと思いますので息抜きになり、刺激にもなりますね。
この他にも、サンプル問題や出題の意思・講評も掲載されています。
初めて受験される方は、普段やりなれているテキストの問題以外に何かないかなと思う時には、このサンプル問題を解いてみると、本番の雰囲気を味わうことができて本番対策にもいいのではないでしょうか。
パブロフ流 簿記
先にも紹介しましたが、こちらではサイト内を紹介していきます。
書籍と連動しているため、わからない部分を記事のコメント欄で質問したり、質問フォームから聞いたりもできます。
実際に問題を解いている動画もYouTubeにあげてあるので、解き方につまずいた時など再生してみると参考になります。
試験情報や試験範囲の改定、試験後の速報や解答なども行っています。
また、試験までの過ごし方や電卓の使い方など、他のサイトではあまり見聞きしない部分までフォローしてくれています。
試験までの過ごし方はどんな方にでも参考になるのではないかなと思います。
さらに、ミスノートの作り方なんていうのもいいアイディアで今後活用していきたいなと思います。
その他、アプリもあります。
移動時間や休憩時間など隙間時間を有効に活用して、振り返りや予習を行うことができます。
解法の解説もあるので、なんとなく解答したら合ってたという場合も、次回からは解法を参考にして解くことができるかなと思います。
独学でやっている以上、独自の覚え方や癖があるかと思います。なかなか覚えられないなー、ここいつもつまづくんだよなっていう点があるかとおもいます。
講座で学んでいる方は知っている語呂合わせを合わせて紹介しています。
紹介している教材は?
もちろんパブロフ流の簿記テキストです(笑)
イラストをたくさん使って、わかりにくい単語や仕組みについて解説されています。
文字だけでは理解が進みにくいし、モチベーションも上がらないよって方はパブロフ流はかなりお勧めできます。
アプリも連動していますので、書籍、サイト、アプリと簿記の身の回りをガッチリ固めれるので情報の誤差や表現の違いなどが無いので安心感がありますね。
検定ナビ
検定ナビは参考にさせてもらったサイトの中でもかなりの数開いたかなと思います。
様々な似たようなサイトと違って、過去の試験の分析や出題傾向、合格率、試験問題予想などを簡単に簡素にまとめてくれているので、見やすいし参考になる部分が多いです。
予想問題や過去問題も無料でPDFなどの形式で公開されています。
また、本試験合格に集中した情報が多く載っています。
ここを活用しないてはないかなーと思いますので、是非一度は見てみてください。
このサイトで学んだ重要なことは、「仕訳を制する者が、日商簿記検定を制する!」です。
時間短縮の解法とかテクニックを覚えがちかなと思いますが、確実に解くために仕訳をしっかり解くことを教わりました。
この100問を解くにはだいぶ体力が必要かと思います。
しかし、自分がどれだけ理解できているか確認できるチャンスですので、時間を作って解いてみましょう。
検定ナビで紹介している教材は?
検定ナビで紹介している教材はTACです。
TACに集中してかなり詳しく解説されているのでTACにしようかなと思っている方は、ここも参考になるページです。
比較する
これまでに、教材とサイトを紹介してきましたが、どんな印象を受けましたか?
講座を受講たりスクールに通っておられたりしていたとしても、他の教材や情報元に興味が湧くかなと思います。
脇目ばかり振っていてもだめですが、常に他の情報を取り入れようとする姿勢は簿記にかかわらず必要です。
テキストにはカラーやイラスト、装飾がないと勉強やっていけないよーって方は、TAC出版やパブロフ流のテキストがお勧めです。
また、YouTubeにも動画を配信しています。買おうか迷っているときは一度確認してみてください。
いまはこういう風に無料で情報が公開されているのでとても便利で購入する前から迷いなく決められるのでいいですね!
良いとこ取りをしてみる
これまでに紹介してきたサイトや講座はでは、いま現在受講している講座や書籍ではなかなか理解できない点を他のテキストやサイトでわかりやすく解説してくれているので、使わない理由はないかなと思います。
変に一つの教材や書籍、講座に囚われずに複数の情報から自分に合った部分を吸収して生かしていくのが大切です。
自分に合った勉強方法を確立したり見つけるまで時間がかかることもあるかと思いますので焦らずにじっくりと取り組んでもらえたらと思います。
コメント